訪問情報
訪問日 :2020年4月上旬
訪問場所:専称寺(せんしょうじ)
所在地 :〒639-0245 奈良県香芝市畑7丁目9−7
訪問方法:車
【備考】↓この日の旅工程↓
それでは専称寺お花見の旅スタート!
道の駅から専称寺まで
「専称寺には駐車場がない」、「周辺の道は細い」という情報を事前に調べていたので専称寺へは道の駅ふたかみパークから歩いて行きました。距離は約1.7kmあり、スマホのナビを片手に30分ほど歩いて辿り着きました。
専称寺の周辺
山門前
専称寺の山門前の様子。
周辺は閑静な住宅地で観光寺院という感じが一切しない静かなお寺でした。山門前には「二上山駅近くのコインPを利用してください」という案内がありました。
お参りをする前に周辺を少し歩いてみました。本当に細い道で地元の方でないと苦労するレベルだと思います。
畑自治会ふれあい広場
「道ほっそいな~」なんて思いながら歩いていると、専称寺から150mほど北東方向の位置に公園(畑自治会ふれあい広場)とコインパーキング(畑自治会ふれあい広場駐車場)を発見しました。ただ、周辺道路は細いし、駐車台数も4台と少ないし、専称寺さんも駅前のコインPの利用を勧めてるということでこの駐車場は利用しない方が良いかもしれません。一応、以下にコインPの情報とストリートビューを載せておきます。
※畑自治会ふれあい広場駐車場前。まっすぐ進んで行くと専称寺があります。
専称寺
周辺散策を終え参拝開始。
専称寺の正式名称は宗派が浄土宗、山号が天祈山、院号が菩提院、寺号が専称寺なので「浄土宗 天祈山 菩提院 専称寺」となっています。ご本尊として木造阿弥陀如来立像、観音堂のご本尊として木造十一面観音菩薩立像が祀られています。
山号の読み方が調べてもわからなかったのでチャットGPTに聞いてみました。
「天祈山(てんきざん)」と回答されましたが間違っているかもしれません。
山門
控え目な大きさの山門の先にしだれ桜と本堂が見えています。
また、山門前の立て看板にはいろんな注意書きや案内が書かれていました。概要を書くと
・専称寺に駐車場はない。
・専称寺は観光寺院ではなく念仏信仰のお寺で桜の時季のみ一般に開放している。
・飲食や三脚を立てての写真撮影など、他の参詣者の迷惑になる行為はダメ。
・本堂前にてご本尊にお参りしてから桜を鑑賞しましょう。
・最近マナーの悪い方が多い。
・開門は午前8時、ライトアップは午後9時まで。
・専称寺の枝垂桜は樹齢約二百年。五分咲きのころまでが濃い桜色で、満開に近付くと色が薄くなっていく。
・枝垂桜維持の為の協力のお願い。
などです。
入山料などは不要ですが志納箱が置かれていてしだれ桜維持のための協力が呼びかけられていました。
境内
専称寺のしだれ桜は『尋源桜』と呼ばれています。1本の桜の木ですが境内に所狭しと咲いていました。名前の由来は「源を尋ね、その根を培う(尋源培根)」という浄土宗の開祖・法然ゆかりの言葉から、「常に源を尋ね、自分勝手な解釈で念仏の教えを見誤ってはいけない。」という想いを桜に重ねて名付けられたそうです。
本堂の向かって左側に建つ納骨堂。
見事なしだれ桜でしたが満開の時期は過ぎていてボリューム感はあまりなかったです。
本堂
本堂の中には金色の豪華絢爛な空間立つ木造阿弥陀如来立像の姿が見えました。
見頃はすぎていましたが、花びらが散って足元は綺麗なピンク色になっていました。
専称寺(ライトアップ)
専称寺では桜のライトアップも行われています。最新の情報は専称寺さんのHPなどでご確認ください。この年のライトアップ情報になりますが参考までに載せておきます。
<2020年の情報>
・ライトアップは午後9時まで。
・1晩に3回(18時30分~、19時30分~、20時30分~)、光と音の演出(1回約15分)あり。
・ライトアップ期間は4/4(土)の午後8時まで。
今回はここまで。また次の旅で。
専称寺の基本情報
名 称 :専称寺(せんしょうじ)
宗 派 :浄土宗
山 号 :天祈山
院 号 :菩提院
本 尊 :木造阿弥陀如来立像、木造十一面観音菩薩立像
所在地 :〒639-0245 奈良県香芝市畑7丁目9−7
TEL :0745-77-3004
拝観時間: 午前8時~午後9時(桜の開花の時季)
拝観料 :散策無料
駐車場 :なし
トイレ :なし
【参考サイト】
コメント