訪問情報
訪問日 :2020年6月中旬
訪問時刻:11時頃
訪問場所:蜻蛉の滝(せいれいのたき)
所在地 :〒639-3542 奈良県吉野郡川上村西河
訪問方法:車
滞在時間:約50分(ゆっくり滞在)
【備考】↓この日の旅工程↓
それでは蜻蛉の滝でマイナスイオン浴びまくりの旅スタート!
国道169号線
道の駅「杉の湯川上」から国道169号線を北西方向に5km弱進んでくると歩道橋が見えてきます(五社トンネルの手前)。
歩道橋の下に蜻蛉の滝への案内と分かれ道があるのでそこ進んで行きます。
169号線の歩道橋から約600mで蜻蛉の滝がある「あきつの小野公園」の駐車場に到着します。
あきつの小野公園
園内マップ
最初に公園マップを載せておきます。駐車場から蜻蛉の滝までは徒歩約5分、ぐるっと1周するのに約20分かかります。
駐車場(無料)
駐車場は無料で利用でき、広くてトイレもありました。
蜻蛉の滝までの様子
トイレの横に先に載せた公園マップがあります。
公園内に流れる音無川に架かる橋です。
鳥居をくぐり階段を上がっていきます。
途中、弁財天が祀られる祠が建っています。
駐車場から約5分、蜻蛉の滝の前にある東屋が見えてきます。
中に入らないと気付きにくいですが、東屋の隅っこに下に降りる螺旋階段があります(後述)。
東屋の隣に蜻蛉の滝の説明書きがあり、振り返ると蜻蛉の滝と不動堂があります。
滝の向かって右側に建つ不動堂。
蜻蛉の滝
蜻蛉の滝
蜻蛉(せいれい)とはトンボのことである。
二十一代雄略天皇がこの地に行幸の際、狩人に銘じて獣を馳り、自ら射ようとしたとき、突然大きな虻(アブ)が飛んできて、天皇の臂(ひじ)に喰いついた。ところが、何処からともなく蜻蛉(トンボ)が現れその虻を嚙み殺したので、天皇が大いにほめたたえ、これより、この地を蜻蛉野(あきつの)と呼ぶことになった。
蜻蛉の名にちなんで、この滝を蜻蛉の滝と呼んでいる。
高さ約五十メートル。飛沫は太陽に映じて常に虹をつくっていることから、この付近は一名虹光(にじっこう)といわれている。
蜻蛉の滝は古く万葉集にも記述されており、松尾芭蕉、本居宣長など著名人が多く訪れている。
川上村
「あきつ(秋津・蜻蛉)」はトンボの古名みたいです 。
滝前のスペースは狭いです。三脚などを立てて撮影してる人もいたため人が多いと少し見づらいかもしれません。
水量が多く、流れ落ちる水の勢いや音に迫力や爽やかさを感じめっちゃ滝を満喫できました。疲れが吹っ飛びました。
滝の真横まで近付けるように整備されています。
下を見ると滝壺がかなり遠くにあり落差約50mを実感することができます。そして途中に橋のようなものがあることに気が付きます。
下へは東屋の隅っこにある螺旋階段を降りて行きます。
橋から滝を見上げると光が反射して虹が出来ていました。
さすが一名虹光。とても綺麗でした。
ちょっとこわいつり橋まで
滝を見た後はちょっとコワイつりばしへ。マップに「ちょっとコワイつりばし」と書かれていたのでそのままの名前で呼ばせてもらってます(笑)
途中、「白倉山、青根ケ峰」と書かれた看板の立つ分かれ道があります(③)が、ほぼ1本道です。細い周遊路を5分程歩くとちょっとコワイつりばしに着きます。
ちょっとコワイつりばし
生い茂る草木の中に橋が架かっています。
ちょっとコワイつりばしは短い吊り橋で揺れもあまり感じませんでした。”ちょっとコワイ”具合が絶妙で、人によってはちょっと怖いかもしれませんが、個人的には怖くなかったです(笑)
吊り橋から駐車場まで
ちょっとコワイつりばしから先の周遊路の様子です。吊橋から5分弱で滝ビューポイントに到着します。
ビューポイントは狭いスペースに椅子が置かれた休憩場所になっていました。
ビューポイントから見た蜻蛉の滝です。マップには「違う角度で滝が見えるよ!」と書かれていましたが、木々が鬱蒼と茂っていて滝が見づらかったです(笑)
ビューポイントから先の周遊路の様子です。アップダウンがあり歩いていると息があがりました(①②③)。10分弱で道路に出ました(④)。
道路を下りてくると駐車場に戻ってきます。
音無川の周り
駐車場に戻った後、最後に音無川の周りをぶらぶらしました。
小さな子供のいるファミリーに人気なんだろうなぁと想像できる、のどかで開放感のあるスポットでした。
石の上にとまっていたカワトンボ。「あきつの」の名の通りトンボが結構飛んでいました。もしかしたら雄略天皇を助けた伝説のトンボに出会えるかもしれませんよ。
今回はここまで。また次の旅で。
蜻蛉の滝の基本情報
名 称 :蜻蛉の滝(せいれいのたき)
所在地 :〒639-3542 奈良県吉野郡川上村西河
TEL :0746-52-0111 (川上村観光協会)
落 差 :約50m
料 金 :無料
駐車場 :あり(無料)
トイレ :あり
【参考サイト】
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