訪問情報
訪問日 :2019年11月下旬
訪問場所:府民の森むろいけ園地
所在地 :〒575-0011 大阪府四條畷市逢阪466
訪問方法:車
そもそも『府民の森』とは、大阪府政100周年を記念して整備された9つの園地からなる自然公園の総称です。ほしだ園地、くろんど園地、むろいけ園地、なるかわ園地、くさか園地、ぬかた園地、みずのみ園地、ちはや園地、ほりご園地(紀泉わいわい村)の9つがある中、今回は「むろいけ園地」に行ってきました~。
紅葉が綺麗という情報があったので見に行ってみました。それでは府民の森むろいけ園地の旅スタート!
府民の森むろいけ園地 水辺自然園
水辺自然園駐車場(無料)
むろいけ園地の水辺自然園駐車場前の様子。むろいけ園地には北側にも駐車場(森の宝島駐車場)があるようですがナビに従ってたらこちらに到着しました。どちらの駐車場も利用時間が9時~17時となっていて、時間外は閉門&施錠されるようなので注意してください。
HPの利用案内を見ると、施設の利用時間に関しては9:00~17:00(通年)ですが園内の散策などは時間制限はなく、自由に入園・利用できるようです。休みに関しては火曜日(祝日の場合は営業)と年末年始(12/29~1/4)が休園日となっています。
普通自動車121台分のスペースがあるようで無料で利用できます。また、入園料も無料です。ちなみに森の宝島駐車場の方は普通自動車41台分の広さだそうです。
駐車場にあった園内マップ。上側が森の宝島エリア、下側が水辺自然園エリアとなっています。目安の所要時間を書いてくれていて助かりました。トイレは水辺自然園エリアに2か所、森の宝島エリアに2か所で計4ヵ所あります。このマップはHPでも見ることができます。
今回は①~⑦の順で歩きました。(④から⑤へは引き返す感じで③を再経由して移動しました。外側の権化川ハイキングコースを歩いたわけではありません。)
ちなみに室池は、砂溜池、中ケ池、古池、新池の4つの池からできています。
案内所
水辺自然園駐車場の端に案内所が建っています。いろんな情報がゲットできるので散策前に立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
私はここに置かれていた園内マップを片手に散策をしました。
水辺自然園エントランスゲート
水辺自然園のエントランス。木の柱が建っています。ここから散策を開始しました。
森の工作館
散策開始から約2分。
歩き始めるとすぐ森の工作館があります。森の工作館では自然観察、自然素材での工作、陶芸教室などを行っているようです。利用方法や料金などの詳細はHPでご確認ください。
紅葉狩りを楽しみに来ましたがやや遅かったようで色づき、ボリューム感ともに盛りを過ぎていました。
いきもの観察園
散策開始から約18分。
歩き始めてすぐはアスファルトの道でしたがいきもの観察園エリアまでくると土の道になっていました。汚れやすいので靴選びは注意してください。この辺りは自然にできた湿地でいろんな水辺の生物を観察できるそうです。
私はささっと通り過ぎたので生物を一匹も見ませんでした。
中ケ池水辺広場
散策開始から約23分。
いきもの観察園を過ぎると中ケ池水辺広場があります。特に何があるわけでもないですがデッキから中ケ池を眺めることができます。天気が良く、風も弱かったため水面に空が綺麗に映る水鏡を見ることができました。
中ケ池水辺広場から花めく広場までの道の様子です。
花めく広場
散策開始から約31分。
季節が季節なだけに当然と言えば当然なんですが、名前に似つかわしくない広場となっていました。
花めく広場にあるジグザグの坂道。春になるといろんな花が咲くのでしょう、おそらく。
花めく広場からかるがも橋までの道の様子です。
かるがも橋
散策開始から約45分。
かるがも橋に到着。橋の脇には「ランナーの方へのお願い」という看板が立っていてランナーへの注意喚起がされていました。多くはないと思いますが走る人がいるようなので歩く際は少し注意した方がいいかもしれません。
かるがも橋は木製の短い橋です。名前から「かるがもが見られるかな~」と思っていましたが1匹も見られませんでした。運が悪かったようです(泣)
かるがも橋から見た中ケ池方向の風景。
かるがも橋から見た古池方向の風景。
紅葉は少し残念でしたが、ススキで秋を感じることができました。
再び花めく広場
散策開始から約55分。
かるがも橋から花めく広場に戻ってきました。そして見つけた園内マップ。冒頭に載せたマップとは上下逆ですがイラスト風で何となく見やすいかなぁと思いこちらも一応載せておきます。駐車場が真ん中下、かるがも橋が右上、現在地(花めく広場)が中央やや上です。
花めく広場から古池林間広場までの道の様子。
古池林間広場
散策開始から約65分。
休憩するのにちょうどいいちょっとした広場です。
展望台
散策開始から約67分。
古池林間広場を通過すると展望台が見えてきます。
ちょっとしたスペースに何人かが座れる椅子が置かれています。古池を眺めることができます。
展望台から中堤までの道の様子です。アップダウンのある細い道でした。
中堤
散策開始から約73分。
古池と新池を隔てる中堤に到着。ここにあった説明書きによると、「室池は江戸期までは氷室池と呼ばれていて、平安時代には氷を貯えて京へと運ばれて宮廷の人に使われていた」そうです。
中堤には水面近くまで降りられる階段がありましたが、禁止事項として「魚釣り、水遊び、ボート、ラジコン禁止」と書かれていたので降りるだけにしましょう。
中堤から見た古池側の風景。
中堤から見た新池側の風景。
中堤から石垣休憩所までの道の様子です。
石垣休憩所
散策開始から約80分。
新池展望広場の手前に石垣がありその上が休憩所になっていました。
石垣休憩所は椅子が3脚置かれている小さなスペースでした。この辺りの紅葉がこの日見た中で一番綺麗な色づきでした。
新池展望広場
散策開始から約85分。
新池展望広場に到着。何かの作業中だったのか丸太がいくつか転がっていました。
新池展望広場の奥の方は一面紅葉が落ちていてもう少し早い時期なら綺麗な紅葉の絨毯なんだろうなぁ~と思える感じになっていました。ここのさらに奥に展望台がありました。
展望台
造り古池にあった1つ目の展望台と同じです。ここからは新池の景色が見られます。
展望台から見た新池の風景です。
古池の方向を見ると中堤が見えました。
展望台には室池ものがたりと題した新池が出来るまでのエピソードが記載されていました。いろんな苦労があったようですが簡単にまとめると、「もともと室池は古池、中ケ池、砂留池の3つでできていたが、1760年に干ばつが起こり、その対策として新池を作った」とのことです。
新池展望広場から湿生花園までの道の様子です。
湿生花園
散策開始から約100分。
湿生花園に到着。この辺りでは4月頃にミズバショウ、5月頃にカキツバタ、6月頃にハンゲショウなど4月~10月にかけていろんな植物が見られるようです。
この日は11月下旬なので何も見られませんでした。
湿生花園には木の通路が作られています。「木道は老朽化により、大変傷んでおりますので、木道の上を走ることは絶対にやめてください。」と書かれた注意書があったので気をつけて歩いてください。
湿生花園を最後に駐車場に戻りました。結果、散策時間のトータルは約120分でした。気分や体調などでルートを決めると楽しくちょうど良い散策ができると思いますよ。
今回はここまで。また次の旅で。
府民の森むろいけ園地の基本情報
名称 :府民の森むろいけ園地
所在地:〒575-0011 大阪府四條畷市逢阪466
TEL:072-879-6362 (9:30~16:30)
利用時間:施設の利用時間 9時~17時(通年)、園内散策は時間制限なし
休園日:火曜日(祝日の場合は営業)・年末年始 12/29~1/4
入園料:無料
駐車場:あり(無料、開錠時間9時~17時)
トイレ:あり
【参考サイト】
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