訪問情報
訪問日 :2019年9月下旬
訪問場所:佛隆寺(仏隆寺) (ぶつりゅうじ)
所在地 :〒633-0213 奈良県宇陀市榛原赤埴1684
訪問方法:車
それでは佛隆寺(仏隆寺)の旅スタート!
佛隆寺 周辺の道
佛隆寺へは国道369号線から細い脇道へ入り、坂道をぐんぐん上って行きます。
佛隆寺は桜や彼岸花で有名な人気スポットですが周辺の道はやや細めなうえ、
地元の方の生活道なので注意して走行する必要があります。
上のグーグルマップを拡大するなどして周辺の道をイメージしてみてください。
本道(国道369号線)から脇道に入り坂道を進むこと約5分で佛隆寺に到着します。
佛隆寺
駐車場(無料)
佛隆寺の駐車場。無料で利用できます。小さめ(15台分ほど)の駐車場なので、桜や彼岸花の時期(特に休日)には訪れる時間に注意した方がいいかもしれません。
駐車場には小さなトイレがありました。(利用していないので綺麗かどうかはわかりません。)
駐車場の隅では地元で採れた野菜が無人販売されていました。ミニトウガン(200円)、冬至かぼちゃ(200円)、ジャガイモ(100円)、古代米(200円)などが売られていました。
この時はネットがかけられていたので反射的に「今は買えないのか~」と思い込んでしまいましたが、写真を見返すと「販売中」の札がかかっていたので、動物避けのネットだったと思います(汗)
参道
駐車場から佛隆寺までは、急な石階段があるものの2、3分も歩けば到着します。
駐車場の前にあった佛隆寺の説明板。
佛隆寺は真言宗室生寺派の末寺で西暦850年に空海の弟子の堅恵が建立したという説と、
それ以前に興福寺の別当(役職の一つ)の修円が開いたという説があるようです。
どちらの説が正しいのか、または別の人が建てたのかはわかりませんが、
わからないことにも歴史のロマンを感じますね。
参道に置かれている芳志箱。
佛隆寺の彼岸花は5年前(2015年)に鹿や猪に荒らされる被害にあったそうです。
そこから4年かけて約85000球の彼岸花を植栽しなんとか復活。
しかし、維持・管理にお金がかかるということで芳志箱が置かれていました。
美しい彼岸花が見られるのも維持管理していただいているお陰なので
可能な方は是非協力しましょう!私も微力ながら協力させていただきました。
石段を上る際、獣害防止用の柵の扉を開けて中に入ります。
(写真ではわかりにくいですが(汗))
人が多い時は扉は開きっぱなしになっているようですが、
基本的には開けて中に入ったあとは閉めて通行しましょう。
石段の両サイドに色鮮やかな彼岸花が咲いています。
彼岸花を観賞していると石段を上るのも苦になりませんでした。
階段を上りきると目の前に佛隆寺があります。
ちなみに調べてみるとこの石段は197段あるそうです。
石段の中腹には巨大な桜の木があります。
この桜は「千年桜」と呼ばれていて、春には多くのカメラマンで賑わいます。
千年桜の説明板。根囲が7.7m、根株から2mの位置で大小11本の幹に別れていて県下で最大最古の株だそうです。
皆さん足を止めて彼岸花の撮影に勤しんでおられました。彼岸花に夢中になって階段から足を踏み外したり、人とぶつかったりしないように注意してください。
ちなみに三脚禁止の文字はなかったと思いますが、細い急階段ですので三脚を使っている人はいませんでした。
石段を上りきると目の前に佛隆寺の山門があります。
中にお参りするには入山料(200円)が必要ですが今回は時間の都合上、中に入らず引き返しました。
石段の最上段から撮影。
座り込んで撮影している人もいましたが、狭い石段ですので通行の妨害などトラブルにならないように注意してください。
「また会おうね キミとつながったこのご縁」
最後にありがたい御言葉をいただいて帰りました。
今回の旅はここまで。また次回の旅で。
佛隆寺(仏隆寺)の基本情報
名称 :佛隆寺(仏隆寺)(ぶつりゅうじ)
所在地:〒633-0213 奈良県宇陀市榛原赤埴1684
宗派 :真言宗室生寺派
山号 :摩尼山
創建 :嘉祥3年(西暦850年)
TEL:0745-82-2457 (宇陀市観光協会)
駐車場:約15台(無料)
トイレ:あり
料金 :入山料200円 (彼岸花が咲く石段部分は無料)
彼岸花の見頃: 9月頃
【参考サイト】
コメント