訪問情報
訪問日 :2020年6月中旬
訪問時刻:9時30分頃
訪問場所:御船の滝(みふねのたき)
所在地 :〒639-3623 奈良県吉野郡川上村井光
訪問方法:車
滞在時間:約70分(皇塔奥の院まで行った為)
【備考】↓この日の旅工程↓
それでは御船の滝でマイナスイオンチャージの旅スタート!
武光橋 ~ 御船の滝
武光橋
足ノ郷峠(前記事参照)から武光橋まで戻ってきて、今度は反対側の御船の滝を目指しました。
足ノ郷峠から武光橋までは約7.2km(車で約30分)、武光橋から御船の滝までは約4.2km(車で約15分)です。
御船の滝まではややこしい分かれ道はなくほぼ一本道だったので迷わず辿りつけました。
立ち寄りませんでしたが、道中に「井氷鹿の里(いひかのさと)」というキャンプ場がありました。冬期は井氷鹿の里から先の道が通行止めになるようです。
武光橋から約4.2km(約15分)走ると御船の滝前の駐車スペースが見えてきます。
御船の滝
駐車スペース
5台分ほどの駐車スペースがあり、少し先に御船の滝への案内板があります。
駐車スペースから御船の滝へ
御船の滝へは森の中を約130m(約2、3分)歩きます。ちなみに皇塔奥の院までは560mあります。
森の中には短い鉄の橋が何本か架かっていてアスレチック感を楽しみながら歩けます。
森の中を約130m歩くと木々の間から滝が見えてきます。滝に目を奪われ見落としがちですが滝の向かいには展望台(滝見台)もあります。
御船の滝
滝の前にはちょっとしたスペースがあり滝の案内板が立っていました。
ちなみに少しだけですがここにもコアジサイ(前記事参照)が咲いていましたよ。
「うつ水に かくれし 佛拝み行く 我が手に数珠は なけれども」 観音寺明堂 詠
井光の里 延喜年間(約一千百年前)に真言宗の時代が有りました。
当時の観音寺住職・明堂和尚さんが王塔・奥の院へ羽羽矢を納め、真言を唱える時、背に聞こえる滝音が文殊の声と重なりて不思議な思いが降り来り、虹に腰を掛ける佛の姿有り云々……(井光区古文書より)
またこの巖上には井光神社の守護神勝利の社が鎮座しています。
天の羽羽矢の神 王塔・奥の院神社です。
御船の滝は落差約50mの大きな滝です。またこの滝は氷瀑としても有名で冬に訪れる人もたくさんいるようです。
ちなみに冬期は井氷鹿の里から先の道が通行止めにるため御船の滝まで車で来れないみたいです。井氷鹿の里に駐車(有料)してそこから徒歩で約1時間かけて氷瀑を目指すようです。
流れ落ちた水はすぐに下へと流れているため大きな滝壺はありませんでした。その為、真下まで近付け豪快な姿を見上げることができます。
展望台(滝見台)
滝の向かいには階段があり展望台へ行けます。展望台へは1分もかかりません。奥の院へはアップダウンのある山道を15分ほど歩く必要があります(後述)。
木々の間に作られた木製の小さな展望台は秘密基地っぽくてテンションあがりました。
展望台には木の机と長椅子が置かれていて休憩しながらゆっくり滝を眺めることができます。
展望台からの眺めも絶品でした。この時は人がほぼおらず貸し切り状態で滝を見れました。
皇塔奥の院
皇塔奥の院までの道
御船の滝から奥の院までは数百メートルですが山道の為15分ほどかかりました。特に案内があるわけではないですが道っぽいところを歩いていたら辿り着けました。
皇塔奥の院
森の中に縦長の巨石と小さな社と井光神社の由緒書があり、それ以外は何もありませんでした。
今回はここまで。また次の旅で。
御船の滝の基本情報
訪問場所:御船の滝(みふねのたき)
所在地 :〒639-3623 奈良県吉野郡川上村井光
落 差 :約50m
TEL :0746-52-0111(川上村観光協会)
料 金 :無料
駐車場 :駐車スペースあり
トイレ :なし
【参考サイト】
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